うつ病の仕事探し

【障害者雇用】職場でいじめが発生したら?相談窓口や対処法

職場で悪口を言われたり、理不尽に大きな声で怒鳴られたり、暴力を振るわれたりしたことはありませんか?

職場でいじめられていると感じたことがあるなら、信頼のできる人に相談してください。

 

小さなことでも構いません。職場での障害者に対するいじめやパワハラを無くすには、障害者自身が声を上げることが大切です。

 

一人で対処しようとせず、誰かに相談し、いじめやパワハラがあったことを世間に知ってもらいましょう。はいじめや虐待を我慢してはいけません。

 

この記事では、障害者雇用でいじめを受けている場合の対応策や相談方法について、解説します。

 

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障害者に対するいじめやパワハラは虐待

パワハラ

障害者に対するいじめやパワハラは虐待です。

決して泣き寝入りしてはいけません。

 

障害とは、あなた自身が社会の障害になるという意味ではありません。

世の中の多くの人が幸せに生きるために、たくさんの人が便利になるように作られたものが、あなたに合わないのです。

社会のしくみが、あなたの生活の障害になっているのです。

 

たくさんの人が幸せになるために、あなたに我慢してもらっています。社会というのはみんなが少しずつ我慢をして成り立っています。

 

障害は、決してあなたのせいではありません。

あなたは人間として生まれた限りは、尊厳を持って生きる権利があります。けれどあなたは障害を持っているばかりに、社会の中で生きていくのに不利益を被っています。

 

我慢をしなければならない量が、健常者の方々と比べると多いのです。これ以上我慢を強いることは誰にも許されるものではありません。

 

社会のルールを守って生きている限り、あなたの幸せに生きる権利を誰も奪うことはできません。障害者を守る権利をきちんと決めた法律があります。

 

あなたが職場で暴力を受けた場合は、すぐに信頼できる人に報告してください。そしてお医者さんに行き、診断書をもらってください。

 

どのような理由があろうとも、暴力は許されるものではありません。

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障害者のいじめは暴力だけではない

障害者 差別

障害者の虐待は暴力だけではありません。殴られたり、蹴られたりといったことだけが虐待ではないのです。

職場で不快に思うことがあったなら、必ず信頼できる人に相談してください。

 

あなたが虐待を許すということは、あなた以外の障害者の方々がどこかで虐待されるかもしれないということなのです。

 

次のようなことがあったら、信頼できる人あるいは地域の障害者支援センターに相談してください。

経済的虐待

他の健常者と比べて、ものすごく給料が安いと感じた時や、決められた給料をもらえなかった場合は、必ず仕事を紹介してくれた人に相談してください。

 

身体的虐待

職場で暴力を振るわれた時とは、殴られたりつねられたり蹴られたりした時です。

とにかく些細でも暴力を受けたら、必ずお医者さんに行き、診断書をもらって障害者支援センターに相談に行ってください。

 

とにかくあなたが誰かに助けを求めることが大切です。それはあなたのためだけでなく、障害者の方々みんなのためだからです。

心理的虐待

あなたが、職場の人間から繰り返し、ひどい悪口を言われたり、大きな声で叱責されたりしたら、やはり仕事を紹介してくれた人や支援センターに相談してください。

 

あなたの心を弱くするのは虐待です。心を殴られているのと変わりません。

放置などの虐待

職場で無視をされるとか、作業に必要なことをたずねても教えてくれないとか、理由もなく必要な時に放って置かれた場合も相談してください。

 

あなたはその時、とても傷ついたはずですし、何より、あなたが仕事をして生活していく上で必要なことを教えてくれないというのは、立派な虐待です。

 

性的虐待

どんなことが性的虐待にあたるのか、あなたにはよく分からないかもしれませんね。

障害者は性的虐待にあいやすいと言われています。

 

とにかくあなたが、「いやらしいことをされた」と感じたり、自分に何か良くないことが起こっていると感じたりしたら、信頼できる人に相談してください。

 

あなたが勇気を出して相談することで、世の中に、こんないじめがあるのだと知らせることができると、助かる障害者の方が増えるかもしれないからです。

障害者がいじめを受けた時の対処法

障害者 惨め

あなたが職場でいじめを受けていると感じた時は、自分一人で解決しようとしてはいけません。障害者に対するいじめは、虐待である場合が多く、虐待は犯罪だからです。

 

些細なことでも、不快に感じたり働きづらいと感じたりしたら誰かに相談することが大切です。

 

普段からなんでも相談できる人を作っておきましょう。

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障害者が虐待を受けた時は、必を受けたときの相談窓口

相談窓口

障害者が虐待を受けたと感じ、相談できる人が周りに居ないのならば、地域の障害者支援センターに相談に行きましょう。

 

障害者支援センターには、あなたのことを親身になって聞いてくれる専門家の方がたくさんいます。

 

彼らに相談することで、隠れたいじめやパワハラが表に出ることになり、これから虐待にあうかもしれない障害者を減らせるかもしれません。

良い仕事を探して職場を変わりましょう

障害者控除 ばれない

職場の方で、いじめや虐待が改善されないのならば、職場を変えましょう。

 

世の中には、障害のことを理解してくれる会社はありますし、あなたの能力を認めてくれる会社もあります。

障害者のために職場を紹介してくれるサービスがありますので、そちらに相談し、もっと良い職場を探してください。

 

あなたは障害によって様々なことを我慢しなければなりません。ですから、出来るだけ心地良く幸せに生きることができる職場を選びましょう。

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